葛飾区の銭湯
下町のあたたかさが残る東京・葛飾区

映画やドラマで見たような商店街や路地のすぐそばで、今日も元気に湯気を立ちのぼらせる銭湯があります。

葛飾区には、「昭和レトロ」の情緒を感じられる、個性豊かな銭湯が21軒。
どの銭湯もそれぞれに趣があり、お風呂好きの大人はもちろん、子どもにとっても“ちょっと特別な体験”になる場所です。

ヒーローグッズやフィギュアが並ぶ銭湯、キャプテン翼の風呂絵や個性あふれるさまざまな風呂絵に出会える銭湯、湯上がりに縁側でくつろぎ、瓶牛乳を一気に飲み干す時間——。
なかには、昭和の香り漂う「ストロングスタイルサウナ」を備えた銭湯もあります。

銭湯は、どんな世代にも開かれた「小さなコミュニティ」。
湯船の中では、世代も地域も関係なく、みんなが同じ温度でいられます。
そして毎日、地元の人たちと、今日訪れたあなたを静かに迎えてくれる。
それが、葛飾区の銭湯です。
下記のリンクから近所の銭湯を探してみましょう!
近所の銭湯を検索!
銭湯家族の日
毎週土・日曜日を「銭湯家族の日」として親子で葛飾区内公衆浴場(銭湯)を利用した場合には、小学生以下のお子さま2名までの入浴料が無料になります。
この事業は葛飾区のご協力により、葛飾区浴場組合連合会独自の取り組みとして、子供と親が一緒に銭湯を楽しみながら大人から子供へ入浴マナーを伝えていただくことを目的に実施しています。
クリエーターズパークとは?
「MARK IS 葛飾かなまち」と「Creators' Cafe Katsushika」がMARK IS 葛飾かなまち2Fイベントスペースにて行う「葛飾区」の様々な題材をテーマにクリエーターやアーティストがクリエイティブし、展示するイベントです。
葛飾区の「農業」「町工場」「伝統産業」「子育て」など様々なテーマを取り扱い、定期的に展示内容を変えて皆様に楽しんでもらいながら普段触れる機会の少ない地域の魅力を再発見できる場所にしたいと考えております。

Creators' Cafe Katsushikaに所属する各クリエーター・アーティストが様々なテーマをどの様に表現するかお楽しみいただければと思います。
イベント概要
【イベント名】
クリエーターズパーク
第2回テーマ
〜 そうだ!銭湯へ行こう! 〜

【場所】
MARK IS 葛飾かなまち
2F イベントスペース

【開催日時】
2025年11月1日(土)

2025年12月31日(水)
第2回
そうだ!銭湯へ行こう!
クリエーター&銭湯紹介
クマザワコータロー
「湯乃神」 湯を司る「湯乃神」様になるために、YUGUREMI扮する湯乃神見習いの4人は今日も下界に降り立ち徳を積む。
今回訪れたのは営業前の下町銭湯だ。店主に代わり内緒で浴場を綺麗にする計画である。
しかし未熟な彼女たちは掃除や片付けに身が入らず、なかなか捗らない。
果たして営業開始までに人知れず浴場を綺麗にすることは出来るのだろうか。

末広湯
葛飾区宝町に佇む、昭和32年創業の宮造り銭湯。
千鳥破風の屋根や番台式の受付、天井の高い脱衣場など、当時の佇まいを今に残します。
店主は漫画・アニメ・特撮好きで、館内にはその趣味が感じられる演出も。
井戸水を薪で沸かしたやわらかな湯は、家族連れでも楽しめるぬるめの設定。
unaki
「いつもの日も、特別な日も、セントー。」
サクッとリフレッシュできる近所の銭湯は、私たちの日常を支えてくれます。
でも、広い湯船や、雄大なペンキ絵、そしてよく冷えた瓶入りのコーヒー牛乳。家ではなかなか味わえない特別も、ここにあります。

日常にも、ちょっとした特別にも、銭湯がある。 そんな気持ちを作品に込めました。

金町湯
金町湯は、昭和18年創業の宮造り銭湯。
千鳥破風の外観や格天井、番台といった“レトロな名脇役”を残しつつ、2021年に「ニューレトロ」をコンセプトに全面リニューアルしました。
浴室にはジェット・バイブラ・水風呂・サウナなどが揃い、家族連れでも駅徒歩7分の立地で気軽に訪れられます。
重本ハジメ
「カッパを見たかい」
カッパならいるよ。葛飾にいるよ。亀有駅の1番近く、1番近く〜!ゆートピア21!そこにいる〜!会いたいなら温まるなら今だよ!

ゆートピア21
亀有駅南口から徒歩2分という抜群の立地。
ゆートピア21は、昭和15年創業・平成5年改名の老舗銭湯です。
男女浴室の壁面には河童モザイクなど遊び心あるタイル絵が並び、ミネラル豊富な「麦飯石風呂」や軟水浴も体験できます。
買い物ついでに立ち寄るファミリーにもおすすめの駅近下町銭湯です。
菅 英明
午後の光が湯面にゆらぎを描き、湯気の中で時間が静かにほどけていく。
人のいない風呂場には、壁や床に染みついた温度の記憶だけが残っていた。
光はその記憶をやさしく撫でるように漂い、湯の呼吸と混ざり合う。
見えるものより、そこに漂う空気と静けさを撮りたかった。
銭湯という場所がまだ息づいていることを、光のなかで確かめるようにシャッターを切った。

栄湯
東京都葛飾区高砂にある銭湯、栄湯は昭和31年創業。京成立石・京成高砂から徒歩圏でアクセス良好です。
浴場には四角と丸型の浴槽が並び、丸型浴槽には超音波風呂機能付きというユニークな仕掛けも。
“立ちシャワー12基”や脱衣場と浴室を区切るレトロな板ガラスなど、どこか懐かしさも漂う中に、居心地の良さがしっかり息づいています。
高砂駅から散策気分で立ち寄れる、家族でのひと風呂にもおすすめのスポットです。
白黒灰脂
「サンタ、みかん湯」
11月の季節湯・みかん湯に入り、クリスマスの準備をするサンタクロースと妖怪たちです。
少しでも伝えられたらと思い、みかんの香料を絵につけました。
yako
背の高い煙突に、黄色の湯桶。
板鍵の下駄箱の音がカランと鳴る。
誰もが思い出す、あの銭湯の風景。

エンジや濃紺の湯暖簾もいいけれど、クリスマスの頃なら、赤と緑を掛けてみたくなる。
湯上がりの扉から出てくるのは、サンタと、トナカイ。
そんな光景もアリじゃ無い?
津布久 遊
「星乃湯の思い出」
中学生のころ、堀切菖蒲園にあった銭湯「星乃湯」に友達と行ったときの思い出を描きました。
私は千代田区の私立中学に通っていて、都内近郊から遊びに来てくれる友達に「葛飾らしさ」を感じてもらえたのがとてもうれしかったです。
「星乃湯」さんは今はもう閉業されていますが、あのときの思い出はいまも心の中で輝き続けています。ありがとうございました。
上島カンナ
スーパー銭湯やサウナがブームになる昨今、古き良き銭湯の日常を描いてみました!
こちらを描くにあたり、三遊亭吉馬さま・立川笑えもんさま両名の若手落語家さんにご協力いただきました。
「テーマ銭湯やけど私詳しくなくて、飯代出すから酒飲みながら2、3時間ばかり銭湯あるある語ってくれへん?」という無茶ぶりに快く応じていただいたお二人には、この場を借りて心より感謝申し上げます。
主催
クリエーターズパーク実行委員会
MARK IS 葛飾かなまち

【後援】
葛飾区・葛飾区浴場組合連合会

以前の開催内容